今や「娘婿」と言ったら、何と言っても、ジャレッド・クシュナー氏をおいて他にいないと言ってよいでしょう。悪名高きトランプ大統領の娘イヴァンカの夫です。
この人は第一次トランプ政権の下では大統領上級顧問という役職に就いていたものの、第二次トランプ政権(現政権)の下では、少なくとも当初は、何の役職にも就いていません。にもかかわらず、最近のホルムズ海峡のような最も緊張度の高い外交の現場には必ずと言って良いほど登場します、「トランプ大統領の娘婿」という資格?で。
何らかの公の地位が意味を持たなくなったのか、それとも大昔の家父長的政治が復活したのかは分かりませんが、「娘婿」も偉くなったものです。全世界が注目している外交の最前線に「娘婿」という資格?の人物が現れるとは私は想像もしませんでした。
どうやら、この人は正確にはこの2月にはトランプ大統領から「和平特使」に任命されているらしいのですが、誰も「クシュナー和平特使」とは呼びません。皆さんも聞いたことないでしょ?
いつでも、どこでも、この人は、所構わず「娘婿」なわけです。スゴいですねぇ。
そりゃまぁ確かにイヴァンカと離婚でもしない限り、この人が「娘婿」であることはウソではありません。でもねぇ、いくらなんでも「和平特使」はないでしょ、「和平特使」は。
むしろ、この人がしゃしゃり出てくる度にイスラエルが力を得て、せっかくまとまりかけた停戦合意などが反古にされてるような印象すら受けます。にもかかわらず、クシュナー氏が辞める兆候はみられません。まぁ、「娘婿」は辞めようがないのかもしれませんが。
などと似たようなことを指摘したテレ朝の某コメンテーターの発言は、なぜか「差別」発言と誤解させるおそれがあるとかでテレ朝は謝罪したということですが、私にはちんぷんかんぷんです。分かる人がいたら教えてください。
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