2024年8月16日劇場鑑賞
多分アイドル映画なるものを劇場で鑑賞したのは初めてだったような気がする。
若者のエネルギーというか旬な演者のパワーは甘々な脚本を超えることができるという稀有な例を体験できた。
物語は、高校生新聞記者が自分の通っている学園の闇を暴くという社会派サスペンス映画…ではなく、若者が大人をギャフンと言わす僕らの七日間戦争みたいな映画でした。
主演の藤吉夏鈴、�眄个△�りと久間田琳加の魅力、それぞれ特徴がありそれらが上手く活かされていてとても良かったです。
新聞記者を汽車とかけて新米記者をトロッコと解く、その心は先輩に押してもらってレールを進むルーキーということらしいのですが、言い得て妙だなと感心しました。
学園の闇を暴くと言っても文芸コンクールの審査員に金掴ませたり、文芸部の部員をゴーストライターに使っていたというレベルで、もっとハードな展開を期待して行ったのに正直拍子抜けでした。
新聞を号外と称してばら撒くのもフルフェイスのマスクしていかにも非合法組織っぽく見せていますが、本当の非合法組織なら学園の制服着て学園の構内でばら撒くのでは身バレしてしまうだろうに、その辺り甘い脚本だなって思いました。逆にQRコードを使って部員勧誘するとか匿名チャットによる情報提供呼びかけ等今風な演出もあったので新鮮で良かったなと思える場面もあり惜しい感じがしました。
藤吉夏鈴は表情があまり豊かではなく一瞬見せる笑顔とかでハートを撃つ抜くタイプで、�眄个△�りは変顔とキーの高い声で相手を笑顔にするので良い組合せだなっていうかべいびーわるきゅーれそのまんまでした。そこにお嬢様というか正統派の美人の久間田琳加を添加することで化学反応を起こさせとても直視できないキラキラ感を演出できていました。
先生と生徒という関係上、命のやり取りに発展する要素がないため、ラストの理事長の悪事を暴露する阻止する件が緊張感全くないのと、主人公がトロッ子から記者になり私がやらねば誰がやるんだと立ち上がる件の動機付けをもうちょっと工夫した方がより面白い作品になったのではないかと思いました。
普段、良い脚本、良い監督に恵まれないと(良い演者を揃えても)良い映画は出来ないと公言していますが、良い演者が全てを捻じ曲げて観客を魅了することもあるという稀有な例ですので、お勧めです。
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