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2024年08月10日12:42

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オリンピック アラカルト (7)

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3年前の東京オリンピック閉会式の最後、パリからの中継映像が届いた時の衝撃。エッフェル塔前には大観衆が、誰もマスクを着けずに密状態で集合して笑顔で手を振っている。
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東京大会は無観客開催。バブル方式と称して選手と関係者を隔離し、外部との接触を一切させない環境で行われた挙句に見せつけられたパリの映像は、日本の大会運用に対する感謝なのか皮肉なのか。パリは規制していた外出時のマスク未着用18,000円の罰金制度を、東京大会開催時期に合わせて廃止。コロナに勝った街だと世界中にアピールしました。
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この時点でセーヌ川での開会式も予告していたし、既存伝統施設を活用した競技会場も発表していました。スタジアムから離れた新しい形のオリンピックというコンセプトは、過剰になっていたマネーゲームの誘致合戦から変革が期待できるという意味で、競技以外での注目部分がありました。
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ヴェルサイユ宮殿をバックに躍動する人馬の姿が美しいこと。初老ジャパンも素晴らしかったですが、このドイツのイザベル・ワース選手(55)の馬場馬術はとても優雅です。1992年から数えて今回が7回目の出場。獲得したメダルは通算で14個だそうです。
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コンコルド広場では今大会唯一の新競技ブレイキンが行われています。アクロバティックな演技の独創性と回転力、トップロックと呼ばれる立ち踊りが採点に重要らしいのですが、それより何よりマイクパフォーマンスと音楽に合わせてリズミカルな空気に染まる会場全体の雰囲気がよいです。対戦選手も相手のパフォーマンス中にステージから降りないで一緒にリズムを取るのも楽しいし、競い合っているというよりは、この競技をみんなで盛り上げようとしている感じ。それもそのはず次回のロス五輪はブレイキングは実施されないとのこと。最初で最後の金メダリストは日本のAMI(湯浅亜実)選手でした!
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一方でトライアスロンとオープンウォーター競技でのセーヌ川汚染問題は、連日ニュースで取り上げられていました。体調不良の選手も続出しましたが、一方でオープンウォーターの選手は10Km泳ぐ間に川の水を飲んだが何も問題はなかったというコメントもあります。東京だったら隅田川や多摩川で泳ぐということか・・・それはちょっとあり得ないですが、今回のオリンピックをきかっけに今後セーヌ川は遊泳可能になるそうです。
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コロナ禍の東京大会では見られなかったハグや抱擁。究極は会場での選手同志のプロポーズ。既に3組も報道されていますね。中国、フランス、アルゼンチンと、こういうパフォーマンスができるのはお国柄。日本の選手にはできないでしょうね。一緒の表彰台にいたワタガシペアが何故か照れてる感じだったのがおかしかった。
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スポーツライターで現地取材中の野口みな子氏のXから拝借した写真。パリ大会はサステナブルな開催を掲げているので飲料はエコカップ提供となっているそうですが、注文するとペットボトルから注いで出してくるだけなので殆ど意味がない。選手は薬物を投入されるリスクがあるのでカップ提供は好ましくないそうです。他にも食事やエアコン不足など、運用面では諸々の問題が多い。更には今大会のために街で生活していたホームレスを強制的にパリ郊外に締め出したという噂もあって、フランス特有の移民問題にも波及する事態が物議を醸しています。華やかな舞台の裏事情が聞こえてくると、3年前の宣言通りに開催した今回のパリ大会のコンセプトも、反省と教訓がたくさんありそう。
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