「水車小屋のネネ」 津村記久子、毎日新聞出版。
さすが本屋大賞最終ノミネート作品。
帯に書いてあった通り、たくさんの方々が読みたいというだけの作品でした。
個人的にはやはり親から離れる、親と対峙するシーンが一番印象的。彼女たちが生きてこれたのはもちろん彼女たちの人間性か一番なんだろうが、周りの人たちあってこそと思える。こう思える描写、ストーリー展開がさすが。
ヨウムが長生きして彼女たちに寄り添うというか一体化していたのが、昔飼っていたインコを思い出して更に作品に入り込めた。まあ、うちのインコはレッチリなんか唄えませんでしたが。
来週発表?本屋大賞楽しみですね。
100点満点中70点。
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