理路整然とは、、

何をもって論理的な思考かどうかと言うと、実は経験、育った環境が大きく影響していると思う。慣れ親しんだ思考は回路が出来上がって、それが当然、それが論理的、となっていくのでは？

例えば、数の数え方ひとつを取りあげても、僕には日本風の桁の一番上から順に数えるのが最も理にかなっていると思える。奇妙なのはドイツの数え方で、例えば96を６と90と言う風に数える。フランスでも80が4の20みたいな言い方をする。更に90は４の２０と１０となって、大丈夫かフランス人！？とか思ってしまう。

釣り銭の数え方も、日本なら5千円札で２８７０円の買物をしたとして、即５０００引く２８７０で２１３０のおつりです、となるが、ドイツだと取り敢えず30出して、これで２９００、そして100出して、これで３０００、そして２０００出して、はいこれで５０００、というプロセスを通す。まぁ今はレジで自動でおつりが出るから、こういった数え方を見る機会は減りつつ有るが、これをやられると日本人ならまだるっこしいと思うに違いない。

変に言い切ってしまえば、ロジカルな思考など存在しない、とも言えるかもしれない。ふふ、言い過ぎ？