とある気持ち

俺はよく、「東京と大阪、どっちが良いのか」と考えることが多かった。




だが、これは大阪視点な、ものの考え方どある。東京に一瞬でも滞在すると、今ここにいる「東京」以外、多さかだろうが名古屋、仙台であろうが、全て「東京以外の地方」なのだ。ましてや、大阪のことなど、まるで頭に入ってこないのである。




東京は、大阪よりも圧倒的に人口が多い。ある場面だけ見れば、大阪人は「東京人は冷たい」と称するだろう。だが、何事に対しても「前提」は同じではない。同じ「１」でも、十分の一なのか、100分の１なのがで、その「１」が、まるで意味が変わってくるのである。







大阪が東京よりも過密でないとすれば、良く言えば「余裕」があるとも言えるだろう。換言すれば、語弊を恐れずに言えば、多忙を極め「ざるを得ない」東京に比べて、「暇」を享受できる大阪は、精神的なゆとりがあると言えるだろう。


自分にとって「ピンと来る」メンバーが揃う時に、個人的には「暇」を安心して享受できる。何故なら、その時間が、「余暇活動」としても使えるし、何なら「休暇」にもできるだろう。もっとも、後者に関して言えば、職場やお金など、状況によりけりなので、一概には言えないにせよ、である。






率直に言って、「忙しい」を「充実している」と言い換える時、心を通わせられる「他者」の存在が必要不可欠であろう。もっとも、つま弾きにされた(つま弾きにされたゴミ同士)がヘラヘラ傷を舐めあっているのならば、「勝手にやってろよ」という気持ちである。





そう、「勝手にやってろよ」で、その通りにいけば、俺の当時の立ち位置は、相当に変わっていったであろう。







以前に、俺は「止める事と、辞める事を混同する」と書いたが、その「笑えないマネをする卑怯なクソ」と縁切りするには、「選択肢がなく、関わらざるを得ない状況」から、離れなくてはならない。




誰のせいでもない、悪いことが、あまりにも重なり過ぎたのであろう。



「暇」なのは、全然いい。好きでもなんでもないことを「忙しい」と言う必要はない。






もはや、件の「クソ」に、仕返しすることも叶わなそうである。では、彼らには、精神的に「死んでもらうしかない」だろう。