「夜明けを探す少女は」 ジュリアナ・グッドマン、圷香織訳、創元推理文庫。
何となく読む前に勝手にイメージしていたストーリー展開通りだったが、それはそれで悪くない。いい意味でスムーズに作品に入れました。ただ最終候補で賞は受賞できなかったのは何となく分かる、やっぱりミステリーとしてちょっと弱いと感じた。
あとかぎ読んで感じたのが、苦手な海外作品とはいえ、登場人物が黒人なのかとか全く気にしたことない。もちろん人種差別をテーマというかキーポイントになっている作品は別だけど。
この作品のメインディッシュは、いい意味でも悪い意味でも彼女の真っ直ぐな行動、動くことを止めない彼女にどこまで肩入れできるかだと思います。
100点満点中69点。
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