【年をとればとるほど、変化する】5592
リック・ピティーノ
自分を変えることに関しては、年齢はなんの言い訳にもなりません。
それどころか、年をとればとるほど、私たちは変わらなければならないのです。
変化のおかげで新鮮さを保ち続けることができます。
変化はマンネリを防止し、若々しさを維持するのに役立つのです。
このことはとくに、変化の激しい今日のビジネス環境にもあてはまります。
年齢を言い訳にすることはできません。
「従来のやり方になじんでいるから、今さらこの年齢で変えることはできない」などという主張は通用しないのです。
時代に適応するか取り残されるか、どちらかしかありません。
もちろん、それはたやすいことではありません。
若いときは柔軟性がありますから変化に適応することは容易で、新しいことをいくらでも試すことができます。
しかし、年をとるにつれて自分のやり方が固定し、それに固執することに快適さを感じるようになるのです。
そうなると、もうリスクをとりたくなくなります。
リスクをとることは怖いですし、従来のやり方を続けるほうが簡単に思えてくるのです。
しかし、私たちはそのような恐怖に立ち向かわなければなりません。
「自分には変化を遂げるだけの才能も知恵も価値もある」と自分に言い聞かせるのです。
今日のような厳しいビジネス環境では、時代のニーズに合わせて変化を遂げる以外に繁栄の道はありません。
何歳になっても情熱を燃え上がらせ、挑戦を続けましょう。
そのための努力を積み重ねることによって自尊心を高めることができます。
そしてチャンスが訪れたときに準備ができていれば、新たな飛躍を遂げることができます。
これはすべての人にあてはまることです。変化を起こして人生を変えるのに遅すぎることはありません。
私たちはそのことを肝に銘じる必要があります。
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変化することをやめた人から、老人になる。
現状維持をよしとして、コンフォートゾーンから抜け出さない人だ。
ただでさえ、年を重ねれば、あらゆることが面倒になり、出不精(でぶしょう)になったり、行動が鈍(にぶ)くなる。
ほうっておけば、何事も億劫(おっくう)になり、変えることをしなくなる。
現状維持の姿勢になるということだ。
だからこそ必要なのが、年をとるごとに「変わること」を意識すること。
若い頃の数倍の速さで物事を処理する気持ちを持って、「メールの返信」や「お礼」「雑事の処理」を瞬間で終わるようにする。
そのことが、変化することをためらうバリアを取り去ることにつながる。
いくつになっても、変化し続ける人でありたい。
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