2024年2月4日劇場鑑賞
面白かった、ウォール街の悪役をギャフンと言わせたところが痛快だった。
なお、裸で陸上トラックを走るラストはこの映画のテイストを熱く物語っていました。
物語は、コロナ禍で株価馬鹿下がりな株式市場で大資本家が絶対勝てると思っているゲームに一石を投じた傑作です。
この映画、株式市場の仕組みを少し聞きかじっていないと全く理解できないと思います。
株で儲けるには概ね3つの方法があります。
一つは株を保有し配当をもらう。
または安く買った株を高くなった時期に売る。
そして、本作で取り上げるのは株を借りて売り安くなったら株を買い戻して返すという方法です。
普通だったら、絶対下がる見込みがなければ他人から株を借りて手数料を払い続けながら株が安くなるのを待つなんてリスク高めに見えますが、コロナ禍で株価が暴落中の情勢では必勝パターンと化していたようです。
しかも、常軌を逸した資金を投じて無理やり売り過剰にすることで意図的に株価を下げる荒業まで合わせて使うため、本当に必勝法だったと言えます。
しかし、小さなゲーム会社への熱い想いと大資本家に対する怒りが相まって主人公はネットでゲーム会社の株をみんなで買い支えようと訴えかけ、その熱にコロナ禍で生活が苦しくなった市井の民の賛同を得て爆発、結果的に大資本家を倒すという快挙を起こしました。
簡単に儲ける楽な仕事が一瞬で大金を失う危険なゲームになるところが、この映画の面白いところなんですが、敵同士が相まみえることなく決着が着くところなんか現代風な映画だなって思いました。
しかも、大資本家達の描写が本当に嫌味な金持ちで、主人公側は親兄弟も慎ましく若干貧乏よりな感じですが暖かい家庭というところの対比も良い演出でした。
かなりお勧めです、面白いです。
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