共謀罪、始動。標的とされた若者達は公安と大企業を相手に闘うことを選ぶ。
前に紹介した太田愛さんの小説『未明の砦』が、第26回大藪春彦賞を受賞しました!
作家・大藪春彦氏の業績を記念して創設された「大藪春彦賞」は、優れた物語世界の精神を継承する新進気鋭の作家及び作品に授与される文学賞。今回は2022年10月から2023年9月までの選考対象期間に刊行された作品から選出。
昨年10月に読了。616ページの大作ですが、読みだしたら夢中になってあっという間です。主人公たちと一緒に社会の不条理と闘っている気持ちになり、理想と現実のギャップに屈しないマインドが、流され気味な自分の日常に喝を食らった気分になります。まだやること、やれることがあるはずだと奮い立たたされる作品です。
すごいなこのポップ(笑)
◆太田愛『未明の砦』第26回大藪春彦賞受賞の報を受けて喜びのコメント到着
https://kadobun.jp/news/award/2rig3p7orc8w.html
太田さん本当におめでとうございます。コロナ禍でより一層の引き籠り、そして『相棒』からも手を引いて執筆に専念されていたであろう作品が見事に昇華しました。本作に辿り着くまでの全作品を読んできて思うのは、日本の歪曲した仕組みに一石を投じる社会派物語でありながら、常にエンタメ性を損なわない、ページをめくるのを止められないストーリーテリングの健在。これからも益々のご活躍を祈念しています!
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