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2024年01月17日00:10

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「あッ……!!」とする男

俺には、悪い想像をする事が多い。



それは言うまでもなく、過去の経験から、そのような思考に至っているのである。



そして同時に思う事があって、当人にとって「心にも思っていないヤツや、環境」というのは、その状況が終われば、自然に頭から締め出すように出来ているのである。


性格の悪い人間というのは、当人が当たり前として振舞っていることが、周りから悪評及びレッテルを貼られるから、性格が悪くなっていくのである。俺は間違っていない、こいつらが頭おかしい、と。


しかしながら、そのよう言動をすれば、周りからハブられるか、「ざけんなよ、てめえコラ」として、絶縁されるか報復されるかの二択しか残っていないだろう。



この手合いというのは、畢竟、必ずと言っていい程「生贄」を欲しているのである。




そして、性格が悪いと同時、往々にして調子に乗るのも、この手の人間の特徴であった。何故なら、性格が悪いが故に、他者に害な事をしても、何とも思わない。何故なら、俺は「普通にしているだけで、何故かハブられる、可哀そうな被害者だから」であった。




この「他者を生贄」にする奴は、今まで少なくとも、高校生になるまであったことが無かった。なぜなら、高校生は半分大人である。自分のしたことには、ある程度の責任が伴っている。教師や他人が、あーだこーだと干渉することなどは、ほぼなかった。





それに即して言えば、彼らは、自分の行動に責任を取らなくてはならないだろう。責任をとらずに逃げるってのが、彼らの如きゴミの必勝パターンである。ただ、勝つことも負けることも、見方を変えれば逆になるだろう。即ち彼らは、「信用を得る」どころか、「報復のターゲットにされるだけの理由を、己が招いた」という事実の重しを、永遠に背負い続けなくてはならないだろう。




少なくとも、俺は見た「調子にのっている」彼らの言動というのは、とどのつまり、「ヤバい事が起きる」という事など、まるで想定していないからである、と言えるだろう。何故なら、彼らが俺に対して口にしたこと、やらかした事と言うのは、そのまんま、俺も彼らにやってい良いということになるだろう。私が別段、他者より優れてもいなければ特質すべきものなど、何もないだろうが、スジを通すか、ケジメをつけるかどうかなど、それ以前の話である。そして同時に、彼らの如き人間も、その「責任を取る」という事から逃れられるほど、高尚な人間でもなければ、特別な地位でもないだろう。早い話、俺が周りの人間をどんどん巻き込んでいって、彼らが言い訳も逃げることも出来ない状況を作らなくてはならないだろう。クラス?クラブ?学習塾?そしてサークル?果ては職場か?彼らがどれだけ「俺が王様で、周りを誰かを生かす殺すも俺次第だ!」といった所で、その状況はいつかは終わる。何なら、俺が電光石火で「辞めれば」そして「離れれば」、その状況は瞬時に跡形もなく消え去るだろう。そして残るのは、彼らが口にした事と行った事であり、そして「責任」を取らされるという事実しか残らなかったのである。



クラブでは、その顧問が俺が学校卒業して再会した時、「あっ…!」という声を上げ、下を向いて側を通り過ぎて行った。自分が決して「あの頃は〜お世話になりました〜」といって、感謝されることなど決してない人種だという事が痛い程、分かっていたのだろう。

そして、俺はこのボケのせいで、文字通り痛い目にあった。だからこそ、何倍にもして、文字通りこのクソを痛い目に合わせたいと思っていたし、彼もまた思っていたのだろう。俺がこの時、「このクソ野郎〜!」などと、ガチのマジで喉まで出かかったことは、今でもはっきりと記憶していたのである。



クラスのイジメ張本人には、一度も社会人になってから会っていない。ただ、俺の中ではほとんほ風化してしまった。彼を不利にする方法を、俺が体得して、もはや、以前の自分に戻る事が出来なかったからかもしれなかった。




サークル(というか、会社でも何でもなく、本当にただの根暗の集まり)で、スジを通さなかったヤツと、卒業してから再会した時、クラブの顧問と同じ反応をした。「あッ………!!」である。こいつはこの後、手前の事は一切語らず、サークルがクズの集まりだといて憚らなった。根暗は別にそいつの性質だから別にいい。ただ、約束を破って何が悪いと居直っているなら、こいつは自分がゴネれば、相手を抑え込めると思ってるのだろう。だからこそ、思い通りにならなかったら、キレて暴れるってか?どちらにせよ、こいつは「分かってて」洒落にならないことに近い真似をしているのであれば、容赦なく俺も洒落にならない事をせざるを得なくなってしまったのである。もはや、容赦なくシバかなアカンでしょう、という話であった。もちろん俺もただじゃすまないだろう。もっとも、こいつは不穏や不機嫌にビビッて、二度と俺に合うわけがないだろう。ずっと調子に乗れたのは、少なくとも当時周りから不機嫌や不穏を発しないことに対して調子こいていた、という事であり、俺がその時、「そういうオーラ」を発した、という事は、「これヤバい」として思えなったことだろう。だからこそ、「あっ…!」と怯えが入った目をした事と、手前のクソさには一切触れなった。当時、「お前さ、約束破ったんやったら、俺はお前をシバかなアカンくなってしまったわ」と言ってやらなかった事を、俺は後悔した。次に会えたら、言葉じゃなくてマジで実行しなくてはならなくなってしまった。但し、その「次」という事が実現する事は二度とないと思われる。何故なら、彼らは「自分が王様で、ゴネれば相手がビビる」というクソのような状況など一瞬にして消え失せ、今度はその「相手」に、洒落にならないぐらいの報復を受けるのだと「理解」したが故に、二度と会わないのでる。もし俺が暇つぶしに、こいつを追いかけて辱めようとしたらどうなるのか。仮定の話だが、件のクラブ顧問と、さして大差はないと思われる。一生下向いて、他人から軽蔑されて発狂して報復と孤独死に怯えてろや、ボケ。






俺が山本という男に覚えている事は、俺に対して喜色満面の顔をしていた、という事だ。普通嫌いな相手など会い来ない。会いに来ることは、俺の心の病気を見抜いて、マインドコントロールしているに他ならない。彼が大阪駅で俺に偶然会ってすり寄ってきた時、俺は鉄よりも冷徹な顔になっていただろう。その日の晩、ワンコールスマホになって、それっきりであった。おそらく、俺と言う人間に対して「これ以上利用できない」という烙印を押されてのだであろう。要するに、彼が俺に対しての接し方をした場合、俺が本来取るべき態度を、俺は「正常に」とっただけであろう。そして、彼の如き「連絡がぷっつり途絶えた」のも、自分のやったことに対して、他人が「正常な反応」をしたときに見せる「正常な反応」を感じ取った結果の行動に過ぎない。彼の事を思い出そうにも、これが不思議な事だが、まるで思い出せなかったのである。


人間が、興奮した時とビビっている時に流れる血液というのは、実は違った成分が検出される事があるという。即ち、人間の血液も宿主と同じく、恐怖にちじこまると、「そのような」成分の血液の流れが活発になるそうである。





要するに、「波長の合う人間」とは、血液も興奮するのであろうが、「そうでない人間」に対しては、ビビるまではいかなずとも、前者のような興奮とは違う、つまり「戦え、m排除するか離れろ」というようなメッセージを内包する血液の流れが強くなるのだろう。もう一度言うが、彼らの如き人間に、何のカリスマも物語もない。ただ、本当に状況限定である。俺がかつて「自分の思ってもいない状況に合わせる事が、自分のスタンダード」だと思っていた、つまり「凍り付きが溶解せず、過覚醒が完了していない」という心理状態の中では、彼らにとって格好のターゲットになっていた。それは認めよう。俺が阿呆であった。このような、俺以上の阿呆にへーこらしていたからである。



人間、誰しも勘違いもあれば間違いもあるが、間違えもある。それは仕方がないことだろう。


じゃあ、それはそれと認め反省したなら、「辞める」などと、全然口に出来るだろう。何なら、「辞めさせてくれて、ありがとう」とまで言えるかもしれない。だって、俺の本意でも何でもない所に居るのが、そもそもオカシイだろう。



だから、オカシイことを失くさなくてはならないのであれば、あのゴミにケジメをつけないのも、もっとオカシイ話である。「俺の誠意にナメた真似をして、何も起きないと舐めてかかっていた」という事だ。はっきり言って俺に責任がある。このボケが調子にのるまで、俺がそのように振舞っていたからである。俺が全面的に悪かった。




全面的に悪かったからこそ、彼に責任をとらせない俺が悪かった。



シバき回すときにシバき回さないのは、優しいのではなく「お優しい」のである。



俺は間違っていてのだ。「お優しい」のではなく、鉄よりも冷徹に、そして容赦なく、彼が口にしたことと、卑怯な真似に対して、暴力を使うしかない。俺があくまで不利にならない範囲での話だが。













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