2023年9月29日BS録画鑑賞
157分と長い映画だった、リドリー・スコット監督、デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウ主演だから観られたけど、この題材でこれだけの長尺は正直厳しかったです。
物語は、黒人実業家フランク・ルーカスの半生を描く。
アメリカのNYで麻薬物と言えば映画フレンチコネクションを連想しますが、その先を描いたのが本作で、フレンチコネクションでイタリアンマフィアが手に入れた麻薬をNYの悪徳警官が独占的に商売していたのを、ブルーマジックと呼ばれる東南アジア直輸入の麻薬により市場を寡占し大儲けするも間抜けな部下のヘマのせいで尻尾を掴まれ御用となり、捜査協力により減刑されるという話です。
実話ベースなので話運びは地味ですが、米軍の輸送機で麻薬を密輸するというビックリするようなテクニックと金持ちになっても地味な生活を送る日々という画にならない日常を上手く描いているとは思いました。
なお、冒頭とエンドロール後にD・ワシントンの暴力的な画が映るのですが、これは劇中紳士で笑顔を振りまいているため、本当は怖い男だよという注意を促す描写だと解釈しました。
それにしても、せっかくのクリスマスを自分の店でパーティかと思ったら、場末の食堂のテイクアウトなんて言われたら奥さん憤慨するのも解からなくはないです。
R・クロウは暴力的で女に弱いところなんか素の演技かなって思いましたが、賄賂は決して受け取らない正義漢でも人間味があるなと逆に親近感を覚えるところが不思議でした。
最初の何気ないシーンで、アメリカに進出する日本企業をデスるのですが、日本で製造された品物は仲介無しに米国で販売されるから日本の丸儲けだみたいな話です。
これが、商売のアイデアになるところなんかが上手い脚本だなと思いました。
長尺の映画に対して評価低めな傾向にありますが、流石巨匠の仕事だなと思いました、お勧めです。
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