2023年7月2日BS録画鑑賞
155分は流石に長かった。何となくだけど、80年代だったらヒロイズム全開でマフィアを逮捕して終わる話になっていたのではないかなと考えます。
物語は、就職した法律事務所が超ブラック企業で新人職員(主人公トム・クルーズ)の奮闘により事務所の幹部は逮捕されるという話です。
冒頭でさらっと流されたけど、夫がいる彼女と付き合っていて就職を機に結婚したようでしたが、その件意外と厳しい案件ではないかなと思いました。
事務所を辞めると消されるマジブラック企業ですがマフィアの法律相談って何?と思いつつその辺り深堀していないため多分節税的な指導だと考えますが見えにくかったのは残念でした。
また、主人公がどうしても兄を助けたいと思う理由もよく分からなくて、ボクサーで無かったら正当防衛ってことだけど、ケンカするような人でボクサーは向かないのではないかと思いました。
家や車を与える等の好待遇や、採用面接で妻帯者や子供がいることを推奨する等、後の展開からすると監視活動や抜けられないような弱みのある人間を選別していることが分かるのですが、ケイマン諸島の描写はとても良かったです。※美人局的な行きずりのセックスでトム・クルーズの弱みを握る。
弁護士として依頼人を裏切れない(裏切ると資格を失う)状況で、上手く切り抜ける展開に拍手喝采とは思えず、どちらかというと保身に走り事務所を裏切った感じに見えるところが若干残念でした。
ワクワクする展開で155分集中力を保てたのは、本作が映像作品として優れている証拠だと思いますが、英雄的行為による勧善懲悪よりお金と自分が大事な価値観の変遷を好意的に受け取るかどうかは観る人次第ですのでお勧めです。
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