2023年4月26日BS録画鑑賞
口に合わないというか、この映画の良さが劇場映画に向かないと感じました。
物語は、バイオテロ事件を起こした謎の男を賞金稼ぎの主人公が追いかけるという話です。
一見怠け者風な探偵物語の松田優作っぽい風体の男が山寺宏一のダンディな声で気の利いた洒落乙な台詞を垂れ流すというスタイルをカッコいいと思えるかどうかがこの映画を観るか見ないかの分水嶺になると感じました。
なので、劇場版ということで派手な展開を望む人には向かない映画でした。
多分、この作風で劇場映画化をするなら人体実験の件の個人的な復讐話に焦点を絞った方が良かったと思いました。しかし、バイオテロ事件という大風呂敷を広げ火星が大変なことになっているんじゃとか言ってしまったため、最後の主人公と敵のタイマン勝負がとても尻すぼみな感じになってしまいました。
SF設定なのに、作風はハードボイルドでBGMはジャズという独特の世界観が魅力的なテレビシリーズに対して、本作は軍の機密保持や都市レベルの人命救助等明らかに主人公の役割というか賞金稼ぎという仕事では関わることのない話なので、その辺りの脚本について練り込み不足だったのではないかなと感じました。
この映画を観るならテレビシリーズを観る方がお勧めです。
ログインしてコメントを確認・投稿する