2023年1月8日BS録画鑑賞
良い映画だったね。
若返りながら人生を考えるなんておしゃれ。
若返ることで逆に老いを表現するという逆転の発想がすごい刺さった。男女の機微で女性の方が精神的に男性より同年代では成熟していると言われるが、この映画では心は子供でも年老いた容姿の主人公と小娘が友達から恋愛へと発展する様子を上手く描いていると感じました。
物語は、生まれながらにお爺ちゃんなブラット・ピットが若返り赤ちゃんに戻ってお亡くなりになるまでの話です。
ケイト・ブランシェットは妖艶な女性のため、小娘時代から絶頂期の溢れる魅力は強烈でした。そしてお婆ちゃん時代のよぼよぼ演技に役者魂を感じました。
B・ピットは最初誰か分からないレベルでしたが、段々と完全体に近づくにつれ知っている顔になるのが良かったです。
なお、肉体は20代で精神は40代とか控え目に言っても無敵状態でその辺りのファンタジーを観られるだけでも映画は良いなと感じました。
それと子役時代のエル・ファニングも出ていて可愛かったです。
この映画精神年齢と肉体年齢が合っていないのが面白いところで、精神年齢10代肉体年齢70代のB・ピットが初めてお金を稼ぎ酒を飲み女とセックスをするシーンは最高に面白かったです。
なお、精神年齢20代肉体年齢60代の時にティルダ・スウィントン演じる人妻とホテルでのロマンス(不倫)をするところは、心の若さと肉体的な成熟のバランスが良い時期だったのかなと思う反面、T・スエィントンのミステリアスな魅力に惹かれること間違いなしです。
そこからのヒロインK・ブランシェットとの恋愛は前述したような年齢と精神が合っていないことで逆に上手くいく感じが恋愛の難しさを良く表現していて良かったと感じました。
終盤、生まれてくる子供のために別れるも、もう一度だけ娘の顔を見に来たB・ピットと一夜のロマンス(不倫)をするK・ブランシェットの場面、若い燕とマダムという体なのが切ないのと、何で序盤にT・スエィントンとのロマンスがあったのか若干引っかかっていたので、その理由が何となく見えた感じがして良かったです。
長尺映画に対して批判的な態度を取ることが多いですが、この映画は長くしないと意味がないと理解出来ました、お勧めです。
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