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2022年10月23日10:26

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野球するなら


機会あって、久し振りに野球盤に興じた。

昔の野球盤と違い、
投球は転がす2D、浮き球の3Dを選べる。
「消える魔球」機能は変わらずに付いていた。

コンポーネンツは価格相応の質感ではあり、
かなりデフォルメされているものの、
携帯版では無い、やや大き目のスケールも手伝って、
結構、球場感のある作り。

円卓に設置すると、
ちょっと大袈裟な表現かも知れないが、
球場内に入った時に鮮やかなフィールドが眼前に広がる、
あのワクワク感を思い出させる眺めであった。

プレイボール。
欲を言えば芝は印刷でなく人工芝だといいナ、とか、
もう気持ちフィールドが広いと更に野球場って感じだろうナ、とか、
思う所もあったが、浮き球を豪快に当てるとスタンドインのホームランが打てたり、
なかなかエキサイティングな演出であった。

総じて、かなり楽しめた。
パチンコみたいに球を弾いてポケットを狙う原理のものでありながら、
多彩な投球、それを見極める選球眼と、投打の駆け引きもあり、
野球盤って、こんなに脳内試合再現度が高かったっけ?と、
大人になってやってみて、驚いた。

大らかさの中にも、そこに野球があり、試合が出来るのである。

世代変わればより緻密に遊べるファミスタもあったわけだが、
寧ろこのアナログ感、球場全体を卓上で俯瞰しながら遊べる点が効いているのだナ、
と、野球盤を密かに分析し、納得した。

ジオラマで遊んでいる感覚。

小学生の頃、野球盤をねだるも買っては貰えず、
段ボールで自作の野球盤を作った事を思い出した。
弾力は輪ゴムでどうにかしたが直ぐに外れ、
ビー玉のボールだけはちょっとお洒落だった。

野球場のミニチュアを手元に持つ事、
それは小学生の男子の殆どが野球帽を被っていたあの頃、
大変に憧れる事だったのである。

他の種目の球技場には無い、
あの扇型のフィールドを持つ野球場の風景に、
今も我が感覚は興奮し、魅了されるのである。









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