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2022年10月10日17:57

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やぐら祭り

たた今泉州地区は秋祭りまっただ中。
阪南市の波多神社にお祭り見物に行った。

車を神社から離れたところにおいて神社に向かう。
午後から宮入が始まるというので神社前には何台かのやぐらが集まっていた。
勇ましい鉦と太鼓と笛の音がいやがおうにも祭り気分を盛り上げる。
やぐら前に乗る人たちからの伊勢音頭の歌声。
多くの人たちの見守る中を走るやぐら。
泉州地区ではだんじり祭りが主流だがここ阪南市の波多神社ではやぐら。
やぐらとはだんじりと外観は似ているが
大きな違いはその車輪。
だんじりは固定された4輪のため方向転換は前梃子と呼ばれる舵取りと後梃子と呼ばれる山車本体を横に引く係りの共同作業で方向転換。
やぐらは平安時代の貴族の牛車のような大きな車輪が左右に1つずつの2輪。
車輪が二輪である機動性を活かして、曳行中に音頭にあわせて大きく蛇行したり、シーソーにのように上下に揺すったりして曳行する。

ぼくが到着した時はちょうどやぐらが神社本殿に向かって宮入をしている最中だった。
あいにくの雨だったが引手も気合が入る。
一斉に大きな掛け声で駆け抜けていった。
若い女性の引手は一世一代のおめかし。
服装は男性と同じだが頭はきっちり細かく編み込み。
化粧もしっかりして意気が上がる。
本殿に向かう参道は威勢のいいやぐらを見ようという人で一杯。
参道横の社叢は縁日が立ち並びこれまた祭りの雰囲気を盛り上げる。

何時間祭りを見ていただろうか。
雨と共にだんだん気温が下がって寒くなってきたので帰ることにした。

車の横のススキの穂が秋を伝えていた。
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