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2022年10月02日00:00

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肩取り一教

前回の続き みたいなもんです  が、少し細かくいきます

 受け
基本的に 取りの肩周辺の胴衣を掴む 動きをしています
なので動作の行程として、一歩出しながら腕を伸ばし胴衣を掴む 二行程となります
ここで、掴むという動作が空を切れば拳は握り込んでからその位置より少し下がるはずです
 これは自分で試してみれば分かります(1cmもないかもしれませんが)
 技を知っていれば 肩を押す 動きになりかねませんが、この場合は動きが少し変化します
なので、肩を上から鷲掴み でもいいので必ず掴む動きをしてください
これが稽古としての前提条件となります

 取り
相手と対峙する前から 氣 を出す 心の ざわつき をなくしておく
 基本ですが意外と忘れいています (例えば 相手を投げてやる みたいな感情)
稽古 ということもありますが、相手の手を見ない  全体を眺めます
 相手の咽喉より上に目線を置いたほうが良いと思います
 基本的に肩周辺を掴みに来るので 相手の手を見る という確認する必要はありません
一歩下がる
 上半身はほぼ平行に下がる 半身(斜め)にならない
 考え方は 肩を掴ませてあげる なので、離れすぎると掴む動作をやめてしまいます
  掴む動作をやめるということは、別の動作に切り替わってしまうということです
  受けは 掴む 動作を完了しないと次の動作へ移行できません 
埃を払うような動きで相手の手を下ろす
 相手の手を 払いのける 動きは、目線が手・腕しか使っていないことになります
 自分の手を相手の手の上にのせる 掴む動作の際に手が下がる動きに合わせて下ろす
  自分の手・腕の重みをのせるだけです
 埃を掃う は ぎりぎりまで相手を引き付ける 際の動きを表しています
 下ろした手はほぼ自分の正面に位置します 手を払えば正面から外れてます
 手を下ろしきったら、出ている足を引き付けます
  腕に力が入っているかれば、足が残っています
  足を引き付けても前傾するようでは意味がありません 力んでいる証拠です
 手を下ろしきってから、指先が相手の手に絡む・吸い付く 感じ
  持つ・握る必要はありません 逆に持つ・握るはご法度です
極端な表現をすれば 腰の回転力 で腕を振上げる
 手で上げようとすれば肘から上がったり肩から上がったりします
 ざっくり言えば、身体全体を使って腕を振上げる(当然足も使います)
 基本 手の高さは目線辺りです この時点では身体は相手の正面です
 振上げて手が止まってから 帯の結び目を愛宛の腰辺りに向け動線を確保する
 片手でも可能ですが、基本あるものは使う ので反対側の手も振上げます
  上死点に達した時に親指と人差し指で肘を挟むように添える
両手を下ろす
 力を抜いてストンと落とす 感じ  
  押さないし、引かない 抵抗を感じたらどこかが おかしい と思ってください
 肘を引っ掛けている指は 肘の先端を回す 感じです
 下ろしきったら相手の頭は肘より下の位置にあるようにする
  下ろしきった後に腰をひねり調整する感じです
  相手の腕を引く ではありません
前に出る
 相手が崩れるまで前に出る でも構いませんが、自身が 丹田から落ちる でも可
固める
 一教を極める はおまけぐらいではないでしょうか?
  関節が柔らかい人にはききません 無意味です
 要は腕を押さえた後、相手が動けなければOKではないかと考えます

個人的な感覚です
 上手くいったときは 何故そうなったか が分かりませんでした
 ただ、抵抗なく上手くいった 程度の感覚でした
 しかし、今回感じたのは 動いている間、各関節に余裕がある のを感じました
 実感を得たのは初めてだったので記しておきます
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