表題の人物は、確かに私の高校生活を狂わせた発端になった人物ではあるが、今となってはどうでもいい。むしろ、「世の中は、あなた(カトー)を、気持ちよくするためにはできていない」という事を教えてくれのである。
ただ、この人の「土日はゆっくりしたんや〜」の「ゆっくりする」というのと、ある女性の、「自分の機嫌は、自分で取る」という言い方が、どうしても好きになれなかった。今橋教諭の言う「ゆっくりしたい」というのは、指導者としては、あってはならない心がまえであろう。指導者は、誰よりも二手、三手先の事を考えて、そして時流を読まなければならにのである。そういう意味では、彼は指導者であるべきではなかったし、それ以前の話だった。ちなみに、逆説的ではあるが、私自身は「ゆっくり」するのが苦手である。常に、ネガティブな思考が、頭の中を占拠しているからだ。ゲームして、リフレッシュって人もいるが、私にはそれが出来なかった。まあ、それはいい。問題なのは、自分がされて嫌な事を、他人にぶつける、それも一番心優しきものに、である。もう人間として終わっている。はっきり言って。
そして、「自分の機嫌を自分でとる」って言い方も、好きになれなかった。要するに、「そのため」には、他者の米びつにも、手をつっこむか?楽しいことがないので、他人の時間も奪うのか?この表現には、自分の機嫌をとるためには、何かを利用しても良い、という風に聞こえてきた。「教師って立場で、甘い汁を吸ったるねん」という、もはや何一つとして尊敬できない姉の発言にも、この女性と同じようなものを感じた。とどのつまり、「協力して、困難に立ち向かう」という私のスタンスからは、ほど遠いところにある考え方であった。
畢竟、ジャズ研究会の連中の多くにしても、彼らと同じく、相手にされていない者同士、傷を舐め合っていくしかないのだろう。というか、今だから分かるが、「相手にされていない」ってのは、多分死ぬほど辛いのだろう。だかた、相手にされて、ただ満たされている僕が近くにいるだけで、惨めな気分を味わうのであった。このナメクジたちは。
どこの組織にも「⓶��⓶」の法則なるものがあるそうだ。即ち、上位の二割はめっちゃ働くが、下位の2割は、マジで働かない。
同じように、私に対して、下位の2割は「嫌う」のだろうが、その2割の中で、「関わらない」ってスルーする穏健派と、「カトーを抹殺したい」っていう過激派がいるだろう。
そして、最近よく思うのは、私のファンが、もしくは無害である9割の安全のために、一割の「バグ」には、退場してもらうしかないだろう。場合によっては、この世から。
そして、この一割の人間は、その場をしのぐため、俺に対して「一線を越えてきた」のである。「殺したる」前言をされた以上「こっちも殺し返す」他ないだろう。僕を守るために。
そして可哀そうなのは、たった一周の優越感のために、超えてはならないラインを越えてきた。そして、私を含む、世の9割の人間を敵に回したのである。なので、私が何を手を下さなくても。「死の鉄槌」「死の恐怖」が、その1割の阿呆に襲ってくると思われる
という心持であった、最近。
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