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2022年08月28日15:45

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京都の旅

2022年8月16日(火)
コロナで規模縮小していた京都五山送り火が3年ぶりに全面復活。昨年伯父が亡くなった時は緊急事態宣言下で葬儀に出席せず、それが今も心残りで、今年の夏こそちゃんと送りたいと思っていた。行動制限のないお盆休みも3年ぶり。混雑を予想していたが、新幹線も京都駅も空いていた。コロナ感染が急拡大しているので、帰省や旅行を取りやめる人もまだ多いのかもしれない。
京都着後は祖父母と伯父のお墓参り。夕方、東山のホテルに着いた頃に雷が鳴り始め、夕食中は土砂降りに。ところが、送り火が始まる20時頃には雨は止んでいた。以前も送り火開始直前に大雨が止んだことがある。このような伝統的な宗教行事は、何か大きな力で守られているのだろう。雨上がりで空気がきれいになったからか、大文字がいつになく大きく美しく見えた。

8月17日(水)
朝から雨。小降りになった隙に外に出て寺町通を散策するも、行ってみたいと思っていたお店がなくなっていたり、夏季休業中だったり、午後からだったり。
お昼過ぎに、東山から嵐山へ移動するためにバスに乗る。途中で土砂降りになったが、幸いにも、嵐山に到着する頃には雨は止んでいた。
嵐山では福田美術館と嵯峨嵐山文華館の2つの美術館を訪れるつもりでいたのだが、嵯峨嵐山文華館併設カフェで昼食兼おやつを食べているうちに疲れが出てきて、絵画鑑賞への執着が急激に薄れてしまった。絵は明日見ることにして、今日は早く休もう・・・。
夜は激しい雷雨。緊急避難メールが立て続けに入って来るので、落ち着かず、寝た気がしない。

8月18日(木)
朝食を食べているうちに晴れてきた。が、大雨が降った後で、川沿いの美術館に足を運ぶ気にはならなかった。万が一のことがあって帰れなくなるのも困るので、京都駅から近い東福寺に行くことする。
紅葉が有名な東福寺は、この時期は青モミジが美しい。雨のあとなのにも関わらず、意外と湿度が低く、木陰を渡る風がカラッとしていて心地よい。境内が広いので、あまり動き回らずに見られるところだけを見て、帰りの新幹線に乗った。
後で知ったことだが、東福寺は、奈良の東大寺と興福寺から名前を取って、当時の京都でいろいろな意味で最大規模のお寺を目指して13世紀に建てられたとのこと。国宝の三門、通天橋、重森三玲の作った庭の他にも、堂本印象による法堂の天井画、日本最大・最古の座禅道場、奈良の東大寺に次いで日本で2番目に古い浴室、通天橋以外にも紅葉が見られる橋など、たくさんの見どころがある。事前にちゃんと勉強して、また訪れてみたい。
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