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2022年07月29日04:53

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新規感染者世界1となった武漢肺炎パンデミック「BA.5」亜型第7波、ただこれまでとは違う現実

 信じられないことが起きた。
 武漢肺炎パンデミック第7波に襲われる日本は27日、ついに新規感染者数が全国で20万人を突破、20万9694人となった。

◎G7で最多、世界1の感染者数
 これまでで最も多かった今月23日を上回り、過去最多となった。
 そればかりではない。マスクをかけず、平気でハグしたり、団らんに興じたりたりする国民性から(人口も日本の3倍近く多い)、常に最高の新規感染者数を出していたアメリカをもこのところ抜きっ放しだ。
 気がついたら、日本の感染者数は、G7で最多という不名誉な記録を出し続けている。それどころかこの1週間合計では、同期間で世界最多となった。
 第6波で主流だったオミクロン株「BA.2」より、さらに1.3倍も感染力の強い「BA.5」にほぼ全面的に置き換わったためだが、それはG7も同じだ。日本がダントツのトップになる理由は、よく分からない(下の写真の上=猛暑の中もまじめにマスク;下の写真の下=オミクロン株)。

◎進化の原則どおり
 1つには、第7波まで、BA.2や在来オミクロン株を無理に抑え込んでいたため、BA.5に至って、ある臨界点を超えたのだろう。ワクチンや免疫力をすり抜けるBA.5ウイルスにすれば、今の日本は処女地のようなものに違いない。
 しかし進化の原則に沿って、ウイルス亜型の登場と共に感染力はどんどん強くなっているが、毒性はどんどん弱まっている。ウイルスにすれば、自らの子孫を増やすのはウエルカムだが、宿主を殺すのはナンセンスだからだ。
 重症者数も死者も、第6波に比べれば、沖縄など一部を除けば大したことはない。
 政府が行動制限を設けないのも、当然である。日頃、狂気のように政府に蔓延防止などを求める自治体も、冷静である。
 それどころか、濃厚接触者の自宅待機の期間など、緩和に進めている。

◎なぜナンセンスな入国制限を漫然と続けるのか
 ところが解せないのは、外国人の水際対策=入国制限である。
 そもそも水際対策を取るのは、新たなウイルスが流入しないように措置し、その間の時間を稼いで国内対策を整えるため、だろう。
 ところが日本が世界1の感染者数を出しているのに、入国者上限を1日当たり2万人に据え置いている。入国制限を求めるのは、日本ではなく、外国の方ではないのか?
 ちなみにイギリスは3月に水際対策を一切なくした。ワクチン接種も事前検査無しでも、入国手着る。ドイツも6月に入国制限を全面撤廃したし、アメリカも入国前の陰性証明の提示を不要にした。
 日本の厳しさだけが、先進国の中で際立つ。この厳しさは、ゼロコロナ政策をとるスターリニスト中国に次ぐ。ゼロコロナ政策がナンセンスなように、日本の水際対策もナンセンスきわまりない。

◎円安メリットを無にする愚かさ
 日本の物価を押し上げ、国際収支を悪化させる円安は、外国人観光客にとって魅力的なはずだ。外貨は昨年より3割近い使い出がある。
 ナンセンスな水際対策を漫然と続けていて、円安メリットを全く無にしている。
 岸田グズ政権の無策には、呆れるばかりだ。

注 容量制限をオーバーしているため、読者の皆様方にまことに申し訳ありませんが、本日記に写真を掲載できません。
 写真をご覧になりたい方は、お手数ですが、https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202207290000/をクリックし、楽天ブログに飛んでいただければ、写真を見ることができます。

昨年の今日の日記:「習近平と中国共産党の強権が中国株式市場を壊すか、人民元相場も弱含み」https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202107290000/

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