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2022年06月16日13:25

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【バレエ】不思議の国のアリス(新国立劇場)

2018年に初めて見て演劇性の高さに驚いて以来、ぜひまた鑑賞してみたいと思い続けていた作品。2021/2022シーズンの最後、念願の「アリス」が再演されることになり、大喜びで劇場へ向かう。

プロジェクションマッピングを含む舞台装置に気を取られることが多く、ダンサーの難易度の高い踊りに気付きにくいのは、やや残念。
登場人物が多すぎて収拾がついていないようにも感じるが、ディヴェルティスマンと考えれば、まぁ納得。

強烈なハートの女王を清楚なイメージの木村優里が演じていたのが意外だった。貫禄のある女王と言うよりは、ワガママなお姫様のようで、それはそれで良かった。王様は年の離れた若い奥さんがかわいくて、甘やかして好き放題にさせているのかも(笑)。

印象深いのは2幕目の公爵夫人の家。家庭的な外見の家の中に一歩入ると、男性が演じるインパクトのある公爵夫人と、ワイルドでギラギラした料理女とがヒステリックに動き回り、見ているこちらも絶叫したくなるようだった。



振付:クリストファー・ウィールドン
指揮:ネイサン・ブロック、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
アリス:小野絢子
庭師ジャック/ハートのジャック:福岡雄大
ルイス・キャロル/白ウサギ:中島瑞生
アリスの母/ハートの女王:木村優里
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