旅行記(491:九州旅行<11>-大御神社-)

(最終日)
本日予定していた事を昨日行ってしまったため、予定が全くなくなった。
元々宮崎県内観光で予備として予定していたのは、日向市でのサイクリング、西都市で古墳を見るという2点だった。
西都市は最後まで惹かれており、昨日バスの時刻表まで入手していたくらいなのだが、レンタサイクルの情報が最後まで得られなかったため泣く泣く断念し、元から調査を行っていた日向市へ行く事にした。
　
ホテルを出て大淀川を渡り、駅のみどりの窓口が空いていそうな南宮崎駅へ移動した。
昨日南宮崎駅で降りた同じ特急電車に今日は乗り込んだ。
誤算だったのは、日向市行きの特急は南宮崎始発だと思っていたのだが、隣の宮崎駅始発だった。
特急電車を乗り継いで、日向市駅に1時間弱で到着した。
　
改札口を出て高架下にある物産館で電動自転車を借りた。
観光客の行動を分かっているのか、この手の施設では非常に珍しく8時半オープンであった。
隣の建物の1階にある観光協会で、サイクリングマップを入手し、市内観光に出かけた。
　
最初は、観光協会でお勧めされた大御神社である。
「日向のお伊勢様」と言われ、天照大御神を御祭神とする古社だけあり、名所も多い。
拝殿だけでも国登録有形文化財であるが、周囲にも見所がある。
境内東側に隣接する鵜戸神社(名前は昨日行った日南市のものとほぼ同じ)。
人工的に作られた岩窟から海を見ると「昇り龍」の姿が見られるという場所である。
また、この海辺も柱状岩だらけであり、写真映えするスポットである。
　
境内西側へ向かうと新名所がある。
境内が狭くなったため西側へ拡張工事をした際に、「さざれ石」が発見された。
ただ発見されたのではなく、さざれ石だらけである。
一昨日の霧島神宮では、それほど大きくないさざれ石でも祀られていたくらいなのだが、こちらはかなり大雑把に扱われている。
真新しい名所であるため、案内看板すら真新しい。
　
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写真: 大御神社(鵜戸神社, 全景, さざれ石)