2022年5月12日BS録画鑑賞
フランスで日本の漫画アニメの実写化をしたと聞き、馬鹿にして劇場鑑賞は避けたけど、観てみると原作の魂を正しく投影された良い映画でした。
物語は、シティハンターに惚れ薬の奪還依頼があり、事件を見事解決するという話です。
似せた俳優を良く見つけてきたというのが第一印象でした。
それと冴羽僚のエロい設定を最大限に活かして物語全体に下ネタを盛り沢山にしてふざけたドラマ展開と見せかけ、最後ここぞという時に槇村香を逃がして自分は敵地に残るというハードボイルドな王道パターンで盛り上げるあたり、この監督はシティハンターのことを熟知した信用できる人材だと考えます。
昨今の漫画アニメ実写化のクソ映画の数々からすると、大当たりだったと考えますし、なぜ日本ではこの雰囲気が出せないのか、何なら新宿で撮影できる最高の環境なのに本当に残念でならないです。
事件が解決した後のおまけで、香水が本当に愛していると効かないとかイイ話聞けたり、僚がハンマーで香に追いかけられたり、EDがGetWildでちゃんと台詞を食い気味に伴奏が流れるところなんかもシティハンター観ている感じして良かったです。
食わず嫌いは良くない、真の理解者が制作した映画に国境はないということを確認する意味でお勧めです。
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