2022年5月8日BS録画鑑賞
良質なサスペンス映画で、自然保護、企業と政治の癒着、陰謀論等様々な要素のてんこ盛りでした。
物語は、殺害された裁判官の犯人について法学生の書いたレポートが大当たりしたことで命を狙われるという話です。
事件の真相は結構早い段階で明かされるため、裏付け捜査的な証拠集めがこの映画のテーマになります。映画「大統領の陰謀」に似た構造だなと思ったら監督が同じだったし、ホワイトハウス、法律事務所、FBI、CIAから主人公達は逃げることになるので、最初混乱して誰が追いかけて来ているのか分からなかったです。
特に、ホワイトハウスは当初CIAとFBIに対して真相究明の指示をしているため、主人公達を追いかける目の前の敵が誰の指示で動いているのか難解でした。
結果的に、CIAは主人公を守っていて、FBIは当初監視していたがホワイトハウスからの圧力で手を引き、法律事務所の雇った暗殺者はCIAに消され、ホワイトハウスの工作員は任務を果たせず主人公達を取り逃がしました。
個人的には、ホワイトハウスの関与は最後の最後まで分からず、法律事務所を敵として描く方がシンプルで良かったのですが、その辺の描き方は監督のセンスかなと思いました。
140分は長いですが、ハラハラドキドキさせる展開によりストレス無く観ることができました、お勧めです。
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