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2022年05月04日15:44

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【バレエ】シンデレラ(新国立劇場)

2016年に一度見たプロダクションだが、見落とした部分があるのが気になっていた。今回こそしっかり見るぞ!と思っていたのだが、あいにく頭痛がひどくて目を開けていられない。舞踏会の会場で12時の鐘が鳴り、シンデレラが元のみすぼらしい姿に戻ってしまうシーンは、結局、何がどうなってシンデレラの衣装が元に戻ってしまうのかが分からないままだった。

2016年に公演を鑑賞した際のmixi日記を読み返してみると、初めて見るプロダクションだったからか、驚きや感動が記載されていた。比べて、今回の公演ではあまり驚きがない。これは舞台に感動しなかったというわけではなく、バレエを見ることに大分慣れてきてしまったために、あまり驚かなくなったということだろう。
出演者数は意外と少なく、舞台が広く感じられた。
シンデレラの義理の姉を演じるのは男性ダンサーで、とにかくコミカル。日本の劇場ではめったに客席から笑い声は起きないが、今回は何度か笑いが起きていた。
体調が悪かったからだろうか、クラシック・バレエの衣装にはプロコフィエフの音楽はちょっと似合わないように感じた。
シンデレラ役の小野絢子と王子役の福岡雄大はさすがの安定感。道化役の木下嘉人も跳躍が高くて良かった。
今回の公演で義理の姉を演じた奥村康祐は別の日には王子を演じる。どうやって気持ちを切り替えるのかな・・・(^^;

公演の途中で地震があり、客席がざわついた。しかし舞台は何事もなかったように進んでいく。劇場内での地震は何度か経験があり、幸い、公演がストップするほどのことはなかったが・・・このような時、公演を一旦中止にするかどうかの判断はどうするのだろうかとふと思った。



振付:フレデリック・アシュトン
指揮:マーティン・イェーツ、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
シンデレラ:小野絢子
王子:福岡雄大
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