内田樹、岩田健太郎著の『リスクを生きる』を読んでいると、とあるくだりで、
8割の仕事をするというのは、それほど難しくない。のこり2割を完璧にしようとして、ものすごい労力が求められる・・・
なんて話が出ていました。
なんか、すっげぇ共感するなぁ。
俺も模型で8割完成するところまではいくんだけど、のこり2割が一番難しくて、そこで挫折したキットも多いもの・・・
って、ちがう話?
で、八割がた完成してきたかな、というハセガワ1/24 フェラーリ 250テスタロッサ。
ちょっと前、真っ赤に塗ったあたりでもわりと満足してたんですけど、デカールを貼り、でかでかと白いナンバーがつくと、これはこれでまた盛り上がります。
真っ赤なボディに真っ白な「102」の文字が、もう一切透けずに鮮やかに浮かび上がります。さすが、カルトグラフ製デカール。
いやぁ、かっこいいね。
もう、完成でよくない?
実はパキっとクラックが入ったところもあるんですけど、白い文字が予想より大きくて、かつ透けずにいてくれるおかげで目立たなくなりました。
こまごまとした部品は、まだ残ってるんですけどね。
ボディとシャシーをはめたり、はずしたりするたびに取れちゃうところもあるし、しばらくこれで放置するかもしれません。
ちなみに、痛恨の一撃はフロントガラスのパーツを紛失しているところ。ランナーをみたら、そこだけ空白。たぶん、はずれてどこかに落ちているんだと思います。
誰かにあげるわけじゃなし、自分で忘れてしまえば(笑)、そんなに気にならないので、のこりのパーツをつけたら、それで当面は完成にするでしょう。
いつかフェラーリのロイヤリティ契約が緩和されて、またこのキットが再販されたら、部品請求もできるはず。今、問い合わせてもいいのかもしれないけど、さすがに10年前のキットだしなぁ。
それに、パーツ自体、捨ててはいないはずなので、机のうしろとか、模型を保管していたダンボールの隅に落ちているかもしれないし。
こういうのって、諦めたころに出てきたりするんですよね。と、自分に言い聞かせます。
ちなみに、この金網メッシュの部分は、もうすこし隙間をへらすべく調整したいところ。
またしばらく、この状態で放置して愛でることにします。
そろそろ次のキットも作りたいんだけどな。
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