漫画家・佐伯かよのさん、肺がんのため死去 69歳 『スマッシュ!メグ』『緋の稜線』など
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最近すっかり「辞める恐怖症」もなくなった僕ではあるが、嫌な記憶も、いつか終わりが来るのだろう。もちろん愛しき人との、さらぬ別れも。
「期待は裏切らない」っというのが、僕の人生の指針ではあるが、「裏切ってもいい」こともある。それは、僕がそれに「価値がある」とは思えないことだった。
どうでもよくなる時は確かにあって、割りと僕は、踏みとどまる所と、ぶち壊しちたい所を、白線の上を渡るように、行き来している。
何というか、封印していたものが溶けた気がする。というか、思い出せなくなっていた。俺が「なぜ、この集団にいるのか」「何がしたくて、ここにいるのか」と、自分の望みを訪ねる時、説明できないということは、やっぱり俺の中で、こういう「どうでもいいこと」というのは、始めから存在しなかったのだろう。
お世話になった先生方や、友達(あんまり増えなかったが)に思いを馳せるとき、僕は間違ってなかったと、思えるようになる。
エピソードというのは「良い思い出」必要不可欠である。それは、その人に「物語」があるからだ。一肌脱ぐものは、この挫折なり失敗は、避けては通れない。恥と屈辱、それも「自分」を作る上で重要なのだろう。
この作者のように、人の記憶に刻まれたいと思うことがある。
「あんたに惚れ込んで、俺はついてきた」と言われたい。
成り行きで一緒になって、その状況が終われば、はい、さようなら、って関係は嫌だ。
馴れ合いで、排他的な関係は好きじゃない。
そこに、ケジメがないからである。
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