『ルパン三世』初代“次元”役、小林清志が交代へ 2代目は大塚明夫 50年務め「ルパン。俺はそろそろずらかるぜ」
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ドラえもんでもそうだけど、初代の方々と次世代との声優交代は、結構円満に行くことは少ない。
何を思って声優になったのかっていうけど、その時の時勢に、上手く乗ったのだろう。
大塚明夫さんは、お父さんのコネだと言っていたが、何だろうか…この人は、言っちゃ悪いが、ちょっと顔に「昔の古傷が開く」という雰囲気がある。
声優を語るとき、険しい顔になるのは、この人に限らずだけど、「自分が始めた理由」を上手く説明出来ないからか?
サッカー選手なら、海外の選手に憧れて、野球なら周りの期待から…なども説明がつく。あるいは、作家やミュージシャンなど、「文字」を生業にする人は、自分が、時には外から、社会の事について、意見を述べる、それは多くの人に、何か事実や大切なことを伝えたいからだ。
そこには、モヤモヤを言語化するという、苦行もあれど、とても高度な知的作業がある。
だが声優は?この人自身が、なぜ声優になったか、説明できんのではないか。
「俺にも、私にも出来そう」そう思われるのが、何より嫌だ。声優を軽く見ないで頂きたい。それは裏を返せば、自己が自分自身に対して、思っている事だ。
「俺を軽く見るな、俺のやってきたことには、価値がある」と。
最近、緒方恵美さんの著書「再生(仮)」を拝読したが、内容は、かつて大塚氏が上梓した「声優魂」と、些末な点は異なれど、大本は大差がない。我々の時代は…と、栄光の時を讃える、と言った感じだと、私は思った。
言い方は悪いが、馴れ合いは、必ず排他的になる。その所作に、「この(声優の)話題に触れないで」という、オーラを感じてしまった。何となく、その話題自体が、痛いところを必然的につくというか。
と、所詮は門外漢の戯れ事であるが、ルパン一味の活躍に、今後も期待したい。
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