映画『フリー・ガイ』作品レビュー
まずは、本作が公開から45日間は劇場独占とし、それ以降はDisney+でも配信を開始することの条件を受け入れてDisney+との同時公開対象作品の上映を見送っていた、TOHOシネマズ(東宝子会社)や松竹マルチプレックスシアターズ(松竹子会社、「MOVIX」「ピカデリー」を運営)、ティ・ジョイ(東映子会社)などの大手配給会社系列の映画館やシネマコンプレックスでも上映が始まったのは何よりです。
ゲームの世界で、単なる背景として扱われる「モブキャラ」が、ヒーローになったら? 発想は奇抜ですが、元気の出る明るいエンターテインメントでした。ゲームの中でモブとして退屈な日々を送ってきたガイ(ライアン・レイノルズ)は、ある日、モロトフ・ガール(ジョディ・カマー)という女性ギャラを見かけて一目ぼれ。新しい自分に目覚めていくのです。
「ナイトミュージアム」のショーン・レヴィ監督の演出が小気味よく爽快でした。平凡でも頑張るガイに、自分を重ね合わせ応援したくなる人も多いことでしょう。(2021年8月13日公開)
公式サイト
https://www.20thcenturystudios.jp/movie/Freeguy.html
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