<ストーリー>
「キラメイジャー」「リュウソウジャー」「ゼンカイジャー」の今回、前回、そして次回のスーパー戦隊ものの短編3本立て。
<コメント>
スーパー戦隊ものはやはり対象年齢の関係からかシナリオがあってなきがごとしのことが時々ある。「派手にアクションさせとけば子供は喜ぶだろう」という感覚かな。本当の意味で子供だましに堕している映画があるのも事実だ。
しかし、もちろんそうでない作品の場合もあり、今回は丁寧につくってある部類。なんと言っても「キラメイジャー」では最近さっぱり見られない「妖艶な悪の女性幹部」を檀蜜がやっているのがうれしい。体の線を出さずに演技で上品な妖艶さを出しているのもお子様向けにふさわしい。
誰の夢に閉じ込められたのか?という謎を解く目的で冒険して意外な人物にたどり着くところもきちんとしているのがうれしい。
「ソウリュウジャー」は番外編としてちゃんとしている。笑ったのは「ゼンカイジャー」でこれってギャグだよな?随所に細かい笑いが入った新作紹介編として成立しているけれども、まさかアカレンジャーから託されるとは思わなかった。主人公がアカレンジャーを「おじさん」と呼ぶけど、年齢的にはおじいちゃんだな、これは。
あと、最高に笑ったのはレッド全員集合の前でゼンカイジャーの主人公が変身したらアカレンジャーが「お前、レッドじゃないじゃないか!」
うん、楽しませていただきました。
スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021
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