『スタートレック/ディスカバリー』の記事をイギリスの雑誌でチェックしていたら番組開始時期のインタビューが見つかった。
そこで製作総指揮のアレックス・カーツマンのインタビューがあったのだが、とんでもない記述を見つけてしまった。
なんでもカーツマンはストーリーの中にスタートレック映画11作目の『スタートレック』からの「バルカン星爆破」事件を盛り込みたかったらしい。
ええ!カーツマンって『ディスカバリー』をケルヴィンタイムラインの話にしたかったのかあ!(ケルヴィンタイムラインというのはJJエイブラムスの作った映画用のいわゆる時間分岐した並行世界みたいなもの)
ところがこれに大反対される「何を言ってるんだ!偉大なるレオナード・ニモイがいない今、それにする意味があるのか!」と反対されたそうだ。色々もめたあげくにタイムリミットとなったために現在のように普通の宇宙歴に組み込まれた話になったらしい。
しかし、カーツマンにここまで反対できるのは名前は出ていないが多分ブライアン・フラーだろうなあ。
おかげで第二シーズンでパイク船長が出てこれたし、第三シーズン以後の800年後の宇宙にもバルカン星があるし、ましてや第一シーズン後半で出てくるミラーワールドも下手したらケルヴィンタイムラインのミラーワールドというメチャクチャ分かりにくい物語になるところだったし。
ログインしてコメントを確認・投稿する