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2021年02月25日21:19

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2021書評29

「ジャックポット」 筒井康隆、新潮社。

中学生の頃から読みはじめて約35年、ほとんどの作品を理解したとは言えないレベルだったが、なんとかついていこうと食らいつき読んできました。どこかしらに面白さも感じていました、今までは。

でも、私も年を取ったようでついに力尽き、この作品集は外れって思ったら、最後の作品で評価逆転。

筒井康隆さんの息子さんが亡くなったのは知っていましたが、こういう作品を書く筒井康隆さんを意外と感じたのと、どういう理由があれ、子供が親より先に死ぬのは想像以上にキツいんだなと再認識した、とにかく最後の作品はグッときました。

100点満点中69点。
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