<ストーリ−>
危機に陥いったセーラー戦士たちを救ったのは外惑星系戦士たちだった。成長したほたるを含めた10戦士が集結するが、デッドムーンサーカスは町に瘴気を充満させて人々を苦しめる・・・
<コメント>
アバンタイトルで外惑星戦士たちの日常が描かれるのだが、みるるとはるかが夫婦として生活しているのには驚かされると同時に現代的な斬新さを期待したけれども、いざ、集結したら描写はそういったまったくなくなってしまってちょっとがっかりした。
前編ではほとんど良いところのなかったセーラームーンと千葉衛だから、後編ではきっとものすごく活躍するかと思ったらやっぱりちびムーンとペガサスの部分に重きを置いてしまっていて、二人の話の合間に戦闘、闇の女王ネヘレニアの正体の間に戦闘、という感じでやはり「古代神話の因縁話」がメインプロットになってしまっている。
まあ、古代からの転生とか宿命とかがそもそもこの作品のテーマなのだけれども、やっぱりいまさらだよなあ。
同じ東映アニメでありながら、プリキュアの激しい肉弾戦を見慣れてしまったいまでは、やはりお話にもアクションにも古色蒼然さを感じてしまう。
一番見どころであったのがアマゾン・カルテットの正体ではちょっといただけないぞ。
もしも現代でセラムンを再起動させるのなら、同じ話を繰り返すのではなく、「語られていなかった話」か、スピンオフ的な話ではないかなあ。
劇場版「美少女戦士セーラームーン Eternal」《後編》
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