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2020年12月29日21:49

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ジョブ型雇用→恋愛節約

『・新卒一括採用・年功賃金・終身雇用に特徴づけられる「日本的雇用」が、成果主義・雇用流動化と一体の「ジョブ型雇用」にとってかわられようとしている。財界は働き方のニューノーマルとして「ジョブ型雇用」全面化を追求している。ポストコロナ期における日本の働き方のニューノーマルにすることをたくらむ。
・「日本的雇用」に性差別や雇用形態差別を生じさせる弱点や労使協調主義を醸成する傾向があることは十分承知している。
・「日本的雇用」の最大の魅力は、「雇用の安定」にある。「日本的雇用」のぐらつきが若者たちに恋愛を節約させ、結婚や出産をも節約させ、少子化を加速させている。「ジョブ型雇用」は労働者がローンで住まいを手に入れる道も奪う。長い目で見れば日本経済の健全な発展にとっても「雇用の安定」は必須の要件なのである。』


ポストコロナ期には、日本的雇用に戻るべきとの趣旨。
もちろん個々の仕組み、テレワークなどは、コロナ危機という非常時にあっても曲がりなりにも企業活動が継続できていることは高く評価できるとする。しかしこのテレワーク一つを取ってみても、労働者・企業側のメリットを勘案しつつ、ポストコロナ期においても続けるべきかどうかについては、本論考は、明確に反対する。
少なくない労働者が資本サイドのメディアを大動員した宣伝にのせられ、「日本的雇用」は古いとばかりに「ジョブ型雇用」肯定に傾く現状。
まずはそれぞれ自分の生活に照らして自分の頭で考えてみるべきだとの提言で締めくくられる。自分もしっかりと考え、訴えていくべきことを思う。
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