やりたい放題

『インドネシア、マレーシアを含む沿岸４カ国は今年、国連向け外交書簡で、南シナ海のほぼ全域に権益があるとする中国の主張に反論。南シナ海問題で、「国際法の擁護」を一致点とする立場は、東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）の舞台で、推進されてきました。
「すべての国が法の支配と国際協定での約束を順守するよう強く要請する」（６月ドゥテルテ比大統領）ＡＳＥＡＮ首脳会議や東アジアサミットの声明は、「海洋法条約は、すべての海洋活動がその中で行われるべき法的枠組み」と述べました。』

中国が軍事演習をする、ミサイルを発射する、けしからぬやりたい放題をしているが、各国は、彼の地では、国際法を踏まえ、それぞれなりに言うべきことを言っている。
日本は尖閣諸島に中国公船が踏み込んできても、共同記者会見で、一方的な主張に抗議はおろか、何の反論もせず、中国側の一方的な主張だけが世界にアピールされてしまった。
何という屈従外交。何という弱腰。その一方で「中国脅威」をあおって大軍拡の口実にしている。
こぉんな姑息なリーダーたちに、国の基本的な方向を委ねるわけにはいかない。
我々も、もちろん中国の横暴に対し声を上げないといけないが、それだけでなく、周囲の国にもそれなりに、声援を送らなければならんと思う。