そこまで踏み込むのか

朝、目覚めると、廊下にはいつもの様に、
ダダABCの一人が横たわっている。
その横を抜け洗面台へ。

チューブから自分の顔を捻り出し、ブラシに乗せる。
磨くと、歯は真っ赤になった。

テレビを付けたらショウガラゴ。
何だかコイツも、
スローロリスみたいに毒牙抜かれているんじゃないか。
お気の毒ダ。

自然へ帰れ、じゃなかった、自然へ帰せ。

ちゃんねるかえると、
謝罪タレントが囲みで公開リンチを受けている。
ワイドショーのMCが言う。
「精神科に通ってるんですか？どういう診断ですか？
・・・・・・記者はそこまで踏み込むのか、と思ったネ」

リンチといえば、
ジェニファーコネリーとデヴィッドリンチが合体したみたいな名前の、
ジェニファーリンチ・・・あ、違う、デヴィッドの娘だったか・・・
の監督の、「ボクシングヘレナ」の記憶が何故だかアタマに浮かぶ。
お金返して欲しい映画って、時々思い出す。

洗っていない皿、洗っていない戦闘服。
そして開けられない郵便物・・・・・・。

宿題なんて、持ち帰らなきゃ良かった。

ベランダを見下ろすと、
大谷刑部が歩いている。

ベランダの向いの丘には、
違い鎌でも潜んでいるのだろうか。

本当はエポック社の関ヶ原をやりたいが、
先日久々にカタンを業務上やる機会があった。
相変わらずバランスが良い。
諸要素とプレイアビリティ、コンポーネンツの賑やかし度含めた、
ゲームバランスが良い。
世界制覇するわけだ。

財布買い替えたのに、
持ち替えていない。
でも旧い財布は気分で自動的に、硬貨やカードを吐き出す様になった。
デラックスな方に持ち替えれば解決するのに、
何でそれをやらないんだろう。

先延ばしは蓄積すると・・・・・・。

玄関に小さな塊が落ちていた。
ブルトンかも知れない。

ごみ箱被ったら、無限階段登れるかナ。