『――グレイヘアにしてよかったことは
華やかな色や大胆な柄など、似合う服や化粧が増えて、装いの幅が広がったのも予想外のうれしさでした。
「やっつけるべき敵」だった白髪が、自分の個性として味方になり、すごく気持ちが楽になりました。自分にも、他者にも、多様性を前向きに受け止められるようになりました。』
なるほど。
筆者は、まぁここに至るまでの自分自身の葛藤と、周りの反応に悩んだ時期もあったみたい。親や、年上の親族に「みっともない」と言われたり、他人から無遠慮にジロジロ見られたりというのがつらかったとのこと。男性の白髪は「ロマンスグレー」と評価されるのに………
直接には、白髪染めの薬剤による頭皮の痛みや肌荒れがなくなったということだから、だいぶ苦闘の様子がうかがえる。
自分の個性として味方につけるという、当たり前であるべきとは言えど、すばらしい発想。僕自身でも、大事にしたい。
ログインしてコメントを確認・投稿する