自由な街

『日本で「スーパーシティ」と言われているものは国際的には「スマートシティ」というもので、世界中で「実験」が進んでいます。日本でも多くの自治体で推進されてきました。
世界で見ると「成功」と言われる都市は中国・北京郊外の「雄安新区」、ドバイ、シンガポールとか、民主主義的制度が整わない、プライバシーは横において強権的に進めている国が並びます。』


カナダのトロントでは失敗。あちこちにセンサーを配し、顔や指紋データも取られるなどで、市民グループが抗議に立ち上がり、グーグルの親会社は撤退を表明した。
現在のトレンドは、先進国では、個人情報の収集は極力抑え、よりソフトに、利便性を前面に押し出し進められる事例が増えているとのこと。

こんなデータの隠ぺい、改ざん、勝手な廃棄をする政府へ、安心して、情報を預けることはできんだろ。
地に足のつかない、データ管理社会では、「デジタル立国」なんて言っても、自由な人間性の発展を阻害するような、いびつな、生きにくい社会にならないか。
まずは、情報の民主的コントロールを、と思いから、拙速な、スーパーシティ構想に反対する。