mixiユーザー(id:26156846)

2020年11月19日18:34

19 view

食の多様性、安全性を

『現在の世界の種子市場は、バイエルなど大手の多国籍企業の寡占状態にあります。これらが本格的に日本に進出してきたら、日本独自の優良品種の新規開発も減少するとみられます。
種苗の自家増殖は農業の基幹です。その土地の農家が自家増殖を繰り返しながらその土地に適した種苗を作ることで多様性も維持されてきました。』


「自家増殖」は、購入した種子・種苗を栽培して得られた種子・種苗を農家が採取して、栽培に利用すること。これを種苗法改定案は、原則禁止する、と。
今ある種子・種苗は、最初から現在の形質を持ち合わせていたわけではなく、農家がその土地の土壌や気候に合わせ、選抜・栽培を繰り返してきた中で変化し、その土地にあった形質を獲得したものではないか。
その土地に合わないものを無理に栽培しようとすると、化学肥料や農薬を多く使うことになる。農家の「自家増殖」は食の多様性とともに消費者の安全にもつながる重要な営みだ。「世界で一番企業が活躍しやすい国」で、食の多様性、安全性までも損なう、あまりにも拙速な改定に反対する。
0 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する