『・安倍前政権が、野党、労働組合の反対を押し切って強行した「働き方関連法」は、労働時間の規制を完全になくす「残業代ゼロ制度」を導入しました。
・経団連は、j新成長戦略」で、「時間・空間にとらわれない柔軟な働き方への転換」を打ち出しました。』
厚労省の「過労死等防止対策白書」(10月30日発表)でも明らかにされたようだが、社会を支える、エッセンシャルワーカーが今、異常な働き方を強いられている。政府が「過労死ゼロ」を掲げているのに一体何だこれは。
「残業代ゼロ制度」で、「完全に」労働時間の規制をなくしたとあるが、それは、上限を「月100時間未満」などと、過労死水準を容認するなどひどい内容なので、ということ。今までの労働省告示は、残業の上限を月45時間などと定めていたではないか。これを完全に踏みつぶす、全くの形骸化に導くものだ。
コロナで強調されるエッセンシャルワーカーだけでない。「過労死ゼロ」の目標を本当に達成するために、「8時間働けば普通に暮らせる社会」を実現するために、声を上げていこう。
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