錬金術

『アベノミクスは、超金融緩和で人為的にインフレを起こし、消費や投資を活発にさせる。めざすのはモノやサービスが値上げされていく経済だ。
菅氏は正反対。強い値下げ志向だ。薬価引き下げ、宿泊費用を割り引く。「リフレの安倍」「デフレの菅」携帯電話料金値下げ狙い。
たとえ根本哲学が異なっていたとしても、アベノミクスから都合のいいところを踏襲していく。「現代の錬金術」。日銀が紙幣をどんどん刷って政府の赤字を穴埋めし続ける。ただ錬金術はいつか必ず破綻する。
本来なら、ポスト安倍政権に求められるのは一刻も早くそこから手を引き、財政と金融政策を正常な状態へ導くことだった。』


ホント、素人目にも、財政悪化をすすめ、問題を先送りしているのがよくわかる。目先を多少変えてはいるが、同じ穴のむじな。
こんなことでは、大破綻ももちろんありうると思うし、それは生活大混乱なので、それも怖いが、そこへ行く過程での、弱者切り捨ての一方的な価値観の押し付け。貧困と格差の広がりを実際に平然と推し進め、フツーの人の購買力をそいでゆく。
これだけ生産力が上がってきているというのに、生きるか死ぬかの食生活・社会生活。

次世代に、住みやすい、過ごしやすい社会を引き渡すために、もうちょっと異議申し立てしなければ。早くまっとうな経済・社会を取り戻すようにしなければ。