2020年9月22日劇場鑑賞
映画は終わったのに、私の時間はまだ過去にいた。
観終わった瞬間に、もう一度観ないと全く解らないと感じました。
物語は、名も無き男による時間を逆行し、第三次世界大戦を阻止するスパイアクション映画です。
確実にスケール感は超大作ですし、難解な脚本も補うほどにすごい体験が約束されているため、とにかく観に行ける範囲で一番大きな幕で鑑賞するのがお勧めです。
配信で利益確保に走る軟弱な映画会社が蔓延る昨今、コロナ禍であろうと劇場公開に拘った理由が良く分かる作品でした。
未来人の敵が過去の人類で、汚染された未来を変えるために過去に干渉し、それを防ぐためあの手この手を使って抗うという設定、理解できる人いるのかな。
タイムマシンと言うほど直接的じゃない分、設定や描写が複雑で初見で理解することを想定していないとしか思えない映画でした。
エリザベス・デビッキの美しさではなく、背の高さを活かした演出。特に車からの脱出シーンでの後部座席から脚を伸ばして前ドアのスイッチを操作するというハラハラドキドキシーンは良かったです。また、悪役(夫)のDV描写も直接的な暴力描写は無いけど、日常的で慣れている感じがして良いシーンでした。
イギリス映画、007シリーズのオマージュというか皮肉、主人公が黒人(デンゼル・ワシントンの息子)でスーツは高級な物を着ろと英国紳士にクレジットカードを渡されるやり取り等、楽しい会話劇もありました。
何度か観ないと解らないけど、一度も観ないのはもったいないので、お勧めです。
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