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2020年08月21日19:59

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コロナと食事

コロナで高熱が続く間は食事どころではなかった。
ともかくトイレに行くことや、階下で氷水を調達するのに精一杯。
もちろん食欲もない。
階段は息切れがひどくひーひー言いながら上がり下り。
孫娘と下宿人である彼女のボーイフレンドが数度何か飲みたいものはあるかとか、食べたいものはあるかと聞いてくれた。
が、殆どの場合忘れられていた様な気がしたが、それで良いと思った。
彼らはまだ若い、そしてハピー。
熱でぼおっとしている4日目だった、孫娘のボーイフレンドが顔を出した。
マッシュルームっバーガーを作るが食べる?と。
食べてみようかなと思いうなずいた。
熱が出てから初めての食事。
そのバーガーはレタスが挟まれ、炒めたグリーンペパや玉ねぎそれに大きなマッシュルームにチーズ。
食べようとするとオイルとソースが滴り落ちてしまった。
味はわからない。
でも一生懸命作ってくれたのがよくわかる。
何度かかじったがやはり食べられない。
長女にテキストを送り、発熱で寝込んでいるが、野菜がたくさん溜まっているので野菜スープを作ってもらえないかと。
長女は早速翌日やってきてスープを2種類、赤キャベツの酢煮物を作ってくれた。
が、アスペルガーの彼女のこと、作り終えるとなんの言葉もないままいつの間にか帰っていた。
その日会社が休みの孫娘が張り切って料理した様だ。
そして嬉しそうに持ってきてくれた。
チキンアンドチップス!
ひえ〜っ、でも見た目美味しそう。
少し食べた。
内心おかゆと梅干しを思い浮かべていた。

この翌日土曜日日本人の友達から電話。
何か食べたいものはないかと。
即刻答えた、お弁当!
これなら一つの弁当で少しづつ食べて3日間は食べれるだろうと思った。

よく日曜日熱もすっかり引いていて、嗅覚味覚も戻りつつある。
弁当が楽しみで冷たい水を飲みながら一日待った。
6時頃友人がやってきた。
なんだかすごい量。
開けてみるとタッパーに玄米のお粥、タイ米の五目ご飯、ブロッコリーの茹でたもの、チキン料理、卵焼き、胡瓜の酢の物、そのほか色々入っていた。

熱は引いたものの倦怠感で起きれなかった私は、友人が届けてくれたこの素晴らしい日本食とお粥を毎日一度食し、長女の作ってくれたスープのお陰で徐々に回復して行ったのです。

でもお陰様で4キロ痩せることができました。
めでたしめたし。


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