通勤路の花々シリーズ313　アメリカンブルー

　被子植物門双子葉植物綱ナス目ヒルガオ科　Evolvulus pilosus ‘Blue Daze’

　南米原産で、青・白・ピンク等の花を咲かせるエボルブルス・ピロススを元にハワイで花付きが良く綺麗な青い花を沢山咲かせる選抜個体を選抜し、“蒼い幻惑”を意味する‘Blue Daze’(ﾌﾞﾙｰﾃﾞｲｽﾞ)と名付けられた園芸品種です。
　日本では、この正式の園芸品種名が知られ無いまま1980年末に渡来し、輸入した業者がめいめいに勝手な流通名を付けて販売したため、当時はかなり混乱しましたが、アメリカンブルーのニックネームで流通する様に統一されて行きました。その後、これを元にして、国内でも新規に交配改良する者が出て来ており、“ブルーコーラル”の様に農水省等に登録された物もあります。
　葉腋に花径２〜３cm程度の濃い青色の花を咲かせます。高温乾燥に強く、夏の間旺盛に生育し、曇りの日は花が閉じます。本来は多年草で、暖地であれば戸外で冬越し出来ますが、寒さには弱くて霜が降りる地域では枯れるので、一年草として扱われます。
　花言葉は「あふれる思い」「清潔」「清涼感」「ふたりの絆」等です。

　【通勤路の花々シリーズ検索コーナー２】はコチラ。
　http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1952611088&owner_id=250900