『短期金融市場の金利操作を中心とした伝統的金融政策は、金融資産買取を中心とした非伝統的金融政策に移行し、あらゆる債務(公的債務+民間債務)の膨張を支えつつ、かつその価格維持(資本市場の安定)が中央銀行の政策目標とされることで、マネーの膨張と投機による大企業・金融機関と富裕層の利益追求が支えられ、それが貧富の差を一層拡大するメカニズムとして機能しているのです。
トマ・ピケティの『21世紀の資本』が格差拡大の要因とする「R>G」(資本収益率が経済成長率より大きい)を支える仕組みに中央銀行信用が深く組み込まれています。』
なぁに、もしかしたら大変じゃんか。
日本銀行を正々堂々と、儲けの手段に組み込んで偉そばってるんだからな。
お札をじゃんじゃん刷って、不景気をインフレに持っていこうと、そんな子供だまし的な策をとっていて、どうなるもんか、とタカをくくっていいたが、そんなレベルじゃぁないな、こりゃ。おかしいぞと声を上げないと、この先もなんだかんだ持ってかれてしまうぞ。
それにしても、要するに、不良資産まで、国が買い取って、バブルがはじけないように糊塗しているだけなんだから、ホントにはじけた時は、不動産バブルの比ではなくなるんじゃないのかな。国の財政基盤に対する根本的な信用も失うだろうしな。エラい日本丸に乗り込んだものだ。と、嘆いているだけではダメ。声を上げよう。
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