マッハ８８

『私たちの母なる星、地球は、赤道上では、秒速４６６メートルで自転しています。カチッと一秒経過すると日本付近では、すべてのものが４００メートルも動いているのです。
公転の速さは、もう比べ物になりません。なんと秒速３０キロ！時速では、１０万８千キロ、これは実にマッハ８８です。

私たちを乗せた蒼いボディの母なる宇宙船地球号が、漆黒の宇宙空間を音速の８８倍もの猛スピードで、駆け抜けているなんて、何だか本当に不思議だし、ロマンチックですよね。小さなことでくよくよしている自分自身が、滑稽に見えてしまいます。』

言うまでもない、驚きの数字。（お日ぃさんは）「動いとるやないか！」（ダイ・ラケ漫才の一コマ）同様の、感覚と、実態の乖離。まぁな、地球の裏側では、人がさかさま向いて、立ってるんだからな。これ全部納得的に了解するの、スゴイと思う。

人を好きになったり、振られたりするの、上司・後輩とソリが合わんとか、小遣いが足りんとか（考えると、その他にもいろいろ不満は出てくるが）。まぁでも、こんな宇宙のスゴイことに比べると、当たり前のことかもしれんしな。人間社会も含め、それぞれが、法則に従って、疾走しているんだな、と考える。