全く逆

『かつて、情報化社会になり始めたころ、情報化が進むと異文化理解が深まると言われたものだ。インターネットが発達すると、遠くにいる人と瞬時に交流できるようになる。そうなると、別の価値観を知り、異文化を理解できるようになり、コミュニケーションの幅が広がっていく。そのように言われた。
だが実際に進展しているのは、全く逆の状況だ。』

そう、そのように言われたこともあり、今の状況を憂うる。それが本書のスタート地点であり、僕も同感する。けど、違う意見を持つ人が、悪罵を投げつけるだけで、議論にならないとか、記事の炎上をもたらしたりするとも聞く。
何とか、穏やかに議論を進める方途を確保していければいいが。

今の僕のこのやり方で、「別の価値観を知り、異文化を理解できるようになる」というにはまだまだほど遠いからなぁ。徐々に発信力をつけていくようにしなければと思った。