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2020年07月02日07:29

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グローバル企業

『企業がグローバル化し活動を外国に移す時、投資相手国と新たな関係を結ぶ必要がある。投下した企業の財産の保証はむろん、より進んで企業の活動しやすい体制を相手国に保証してもらうことを求めるからだ。つまり自国内で母国が果たしていた役割を、進出先の国が代位することを要求する。

企業は母国に相手国と交渉させ、それを実現する。その実現は主として、投資協定の形をとる。1990年代以降になると投資協定は、投資先のいわば「属国化」、グローバル企業への従属体制とでも言うべき項目を含んだものが出現した。投資相手国に対してその国の経済体制や政策にまで干渉することを認める項目まで入ったのだ。TPPのような新しい「投資協定」である。』

「グローバル化」といえば、最先端を、肩で風切って行くようなイメージで、何だかカッコいいような、そのように礼賛する人が多い感じだが、本来的には、相手国の「属国化」をめざすものであるとはな。
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