誰にも打ち明けられない思いがあると
いつも以上に下ばかり見てしまう
そんな日には車に乗って
どこかの海辺に行きたくなる
強い風に潮の香り
ベタつく風が誰にも打ち明けられない思いを
少し遠くに連れて行ってくれる
見渡す限りの青色に抱きしめられながら
光と波がまるで踊っているように
風と波と海鳥の歌を聴いて
私の心の中は地球の温もりで満ち足りていく
私もただの生き物の1つ
すっかり冷やされた頭と身体
車に戻って、窓を開けながら海沿いを走る
お気に入りのあの歌が聴きたくなる
大声で歌いながら走れば
心が少し楽になってきた証拠
私もただの生き物の1つ
それ以上でも、それ以下でもない
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